~頼らない強がりは、ただの弱さ。~
「自分だけでやれる」
─そう言う人間を、カッコいいと思うかもしれない。
でも、俺から言わせればそれはただの「強がり」でしかないんだよね。
本当の強さってのは、自分の弱さを認めて、誰かに学び、誰かの力を借りて、さらに遠くへ進むことなんだ。
世の中を見渡してみて欲しい。
大きな成果を出してる人間は、絶対に1人だけの力でそこまで行ったわけじゃない。
必ずどこかで、誰かに学び、支えられ、協力されて加速してきた。
なのに、何も結果を出してない人間ほど「俺は自分でやれる」なんて口にするんだよね。
つまり、頼らないことを「強さ」と勘違いしてる時点で、すでに大きな壁を作ってしまってるんだ。
確かに、全部自分でやろうとする気持ちは分かる。
プライドもあるし、他人に頭を下げたくない気持ちもある。
でも、それで時間を失い、結果も出せず、ただ疲弊して終わるのがオチなんだよね。
要するに、「頼る」という選択は、逃げじゃなくて“加速装置”なんだ。
自分が持ってない経験を持ってる人から学ぶ。
自分が苦手な部分を得意な人に任せる。
そうやって人を通してスピードを得る。それが本当の強さなんだよね。
逆に、「自分でやる」と意地を張ってる人間は、一見カッコよさそうに見えて、実はただ止まってるだけだ。
周りがどんどん進んでいく中で、プライドだけを握りしめて取り残されていく。
これほど弱い姿はないだろう。
本当に結果を求めるなら、もっと素直になれ。
素直に学び、素直に真似して、素直に助けを求めろ。
それを恥だと思うな。
むしろ、それが出来る人間こそ、何度でも飛び抜けていけるんだ。
失敗をしたっていい。
つまずいたっていい。
その時に「助けてくれ」と言える人間がいるかどうかで、未来はまったく違う。
強がりで孤立して沈んでいくのか、頼ることでさらに大きく加速するのか。
その差は一瞬で開いていく。
覚えといて欲しい。
頼らない強がりは、ただの弱さだ。
誰かに学び、誰かの力を借りて突き進む。
その柔軟さと素直さこそが、本物の強さを作るんだ。
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