~「スマホ認知症」にならない方法。~
スマホを片手に、今日も膨大な情報を浴び続けている。
ニュース、SNS、LINE、YouTube、TikTok。
気づけば1日何時間も、画面をスクロールしているだけ。
そんな現代人が、いま「スマホ認知症」と呼ばれる状態に陥っているのを知っているだろうか。
症状は、物忘れ・集中力の低下・判断力の低下。
一見すると、高齢者に現れる認知症と似ている。
でも、実際にこの “スマホ認知症” になっているのは──
20代や30代の、まさに「これからの人生を作る世代」だったりする。
考えてみれば当たり前だ。
毎日何十、何百もの “断片的な情報” を頭に突っ込んで、
それを「使うことなく」ただため込んでいれば、
脳はいつかオーバーワークを起こす。
そしてそのオーバーワークが、
「考えがまとまらない」
「集中できない」
「やる気が出ない」
そんな “正体不明の不調” として現れてくる。
本も読んでない。
人の話もまともに聞けない。
何をしても続かない。
──そんな人が、今の時代では当たり前になりつつある。
そしてそれを本人は「気のせい」とか「性格の問題」だと思っている。
でも違う。
それ、スマホ認知症のサインかもしれない。
では、どうすればいいのか?
スマホを手放せば治るのか?
使わない方がいいのか?
いや──
それも違う。
現代に生きる以上、スマホを完全に手放すことは不可能に近い。
仕事でも使う。連絡手段もこれ。
SNSや動画を見ないなんて、それこそストレスが溜まるだけ。
じゃあ、どうするか。
答えは一つ。
「スマホで “何をするか” を決めること」だ。
例えば、こういう使い方はどうだろう?
「今日、スマホで得る情報は “1つのテーマ” だけにする」
「検索する前に、“自分が調べたいこと” を紙に書く」
「10分だけ、発信するためのインプットをする」
これだけで、情報の摂取量はグッと絞られる。
脳が処理しなきゃいけない “雑音” が減るんだ。
さらに言えば──
「情報を発信する前提でインプットする」ことが何よりの解毒剤になる。
つまり、
「スマホを使って得た情報を、そのままアウトプットする」
この流れを作れば、情報は自分の中に “定着” する。
“記憶” になる。
“スキル” になる。
スマホを “受け身” で使っている限り、
スマホに人生を奪われる。
でも、スマホを “主体的” に使えば、
人生の可能性を拡張してくれる最強のツールにもなる。
だからこそ今、
「見るだけのスマホ」から
「創るためのスマホ」に変えていこう。
脳を守るために、
未来を変えるために。
そして、今この文章を読み終えたあと、
まずはひとつだけ。
スマホで「発信する行動」を選んでみてくれ。
今日から、スマホが人生を壊す道具ではなく、
“創るための武器” になるから。
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