~顔出しせずに稼ぎたいは、甘え。~
「顔出しせずに稼げませんか?」
「匿名で、こっそりやりたいんですけど…」
こういう言葉、よく聞くようになった。
確かに今は、顔を出さなくても稼げる時代になった。
実名を出さなくても、声を出さなくても、喋らなくても、すべてAIに任せて自分は裏側に回ることだってできる。
でも、それでもなお結果が出ないのなら──
それは「顔出ししないこと」が問題じゃなくて、
“行動してないこと” が原因だ。
もう一度言う。
“顔を出す出さない”は関係ない。
やるか、やらないか。
それだけだ。
「顔を出したくない」
その気持ちは分かる。怖いよな。
周りにバレたらどうしようとか、
恥ずかしいとか、批判されたくないとか。
分かるよ、すごく。
でもな、
「顔出しせずに稼ぎたい」って言ってるうちは、
たぶん、何をやってもダメだ。
なぜならその言葉の裏には、
“まだ本気じゃない”って気持ちが透けて見えるからだ。
稼いでる人間は、最初から完璧なスタイルなんて気にしてない。
最初は匿名でも、素人感全開でも、画質が悪くても、音声がイマイチでも、とにかく投稿する。
動いて、出して、試して、修正して、また出す。
それを繰り返して、磨かれていく。
そうやって一歩ずつ前に進んでいった人たちが、
“結果を手にする側” に回っているんだ。
「顔出しせずに稼ぎたい」
じゃあ聞くけど──
それなら、どれだけ本気で“動いてる”?
画像を作ったか?
文章を書いたか?
ブログを投稿したか?
ショート動画を作ってみたか?
配信してる人にDMで感謝を伝えたことはあるか?
自分が出てなくても、発信の流れに乗ろうとしたことはあるか?
ただ、「顔出しせずに」って条件を前に出して、
何もしていないなら、それはただの言い訳だ。
「会社辞めたい」って言いながら、何も変えない人と同じ。
“顔出さないで稼げる時代”は、
確かに来てる。
俺もその最前線でやってきた。
でもな、勘違いして欲しくないのは──
「顔出さない=ラクして稼げる」じゃないってこと。
AIを使えば、自分が出なくても
それっぽい画像も動画も文章も作れる。
だけどそれを動かすのは、お前自身だ。
発信しないと届かない。
出してみないと反応も見えない。
出し続けないと信用も積み上がらない。
つまり、“誰でも出来る”はずのことを、
“誰もやらない”からチャンスになってる。
本気で変わりたいなら、
もう「顔出しナシで〜」とか、「匿名でできたら〜」なんて言ってる場合じゃない。
まずやる。
そこから全部が始まる。
本当に顔を出したくないなら、それでもいい。
でもその分、もっと動け。
自分が出ないなら、“作業量で殴れ”。
そのくらいの覚悟がなきゃ、
この時代にネットで食っていくなんて、到底ムリだ。
──だから俺は言い切る。
「顔出しせずに稼ぎたい」って言ってるうちは、
たぶん、一生変われない。
自分の殻を守ったまま、何かを変えようなんて、
そんな都合のいい話は、どこにも存在しない。
本気で自由を手に入れたいなら──
まず「やる」って決めろ。
顔を出すかどうかなんて、そのあとで決めればいい。
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