7月5日問題。

 

~7月5日問題。~

 

この言葉を聞いたことがあるだろうか?

最近、都市伝説系の界隈をざわつかせている“その日”の予言だ。

キーワードは「何かが起きる」「地球が終わる」「巨大災害」「AIの暴走」「世界の金融リセット」…

まるで人類の終わりを告げるかのようなフレーズが、XやTikTokのコメント欄に漂い続けている。

そう、毎年のように。

で、今年も出た。「7月5日問題」。

どこかの科学者が、裏で語ったとか。

NASAの極秘資料に、それっぽい暗号が記されていたとか。

AIがこの日を “人類の分岐点” と予測しているとか…。

信じるか、信じないかはあなた次第——

そんなフレーズで締めくくられる動画たちに、

「いやでも、念のため水だけは買っておこう」とコンビニへ走る人もいるかもしれない。

…でもさ。

この手の “終末予言” って、もう何回目なんだ?

2012年のマヤ暦。

2030年に太陽フレアで地球壊滅。

そして今度は、2025年7月5日。

でも、ここで俺たちは考えるべきなんだ。

「もし本当に何かが起きるとしたら、

お前はその日に、どんな自分でいたい?」ってことを。

もし、世界がひっくり返る日が来るなら。

誰かが “人生の選択” を問われるような日が来るなら。

俺は、

「自分の人生に手を突っ込んで、もがき続けてる自分」でいたいと思った。

なぜなら、怖いのは “地球が終わる日” じゃない。

「何も変えられなかった自分の人生」だからだ。

本当の恐怖は、

何かが起きるかもしれない “未来” じゃなくて、

毎朝、今日を諦めたまま生きてる “今” だ。

会社のデスクでため息をつきながら、

「AIが仕事を奪う」とニュースを流し見して、

家に帰ったら、スマホのショート動画をスクロールする。

そのくせ、誰よりも “未来” を語る。

なぁ、

そんな俺たちが「7月5日ヤバいらしいぞ」って言っても、

説得力あると思うか?

だいたい、“未来の心配” なんてしてる暇があるなら、

今日の自分の心配をしろ。

朝、目覚まし止めてからの10分をどう過ごすか。

仕事終わりの1時間を、誰のために使うか。

投稿ボタンを押すか、指を止めるか。

世界が終わるかどうかより、

お前が今日、変われるかどうかの方が、よっぽど大事だろ?

だから俺は言う。

「7月5日問題」がどうなるかなんて、知らん。

AIが暴走しようが、地震が来ようが、

政府がとんでもない政策を出そうが…

そのとき、自分がやるべきことをやってたか。

そこがすべてなんだよ。

つまり——

“未来を恐れるな。”

“今日を生きろ。”

それだけの話なんだ。

過去を変えれば、未来は変わる

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