~成功本を読んでも、成功できない奴の共通点。~
ちょっと気が向いて本屋に立ち寄れば、
ズラッと並ぶ“成功本”の数々。
「年収1億を超えた方法」とか
「人生逆転のストーリー」とか。
目を引くタイトルばかりだ。
きっと、今この文章を読んでいるあなたも、
一度くらいはそういう本を手に取ったことがあると思う。
いや、中には何十冊と買って読んできた人もいるかもしれない。
そして、こう思ったはずだ。
「この人みたいになれるかも」って。
ページをめくるたびに刺激される、言葉と言葉。
「なるほど!」って思って、一瞬やる気も出てくる。
でも──現実はどうだった?
結局、自分は何も変わっていなかった。
そう感じたこと、ないか?
俺も昔、何冊も成功本を読んだ時期がある。
1冊読むたびに「これでいける!」って思って、
何かに取り組みかけては、続かず終わる。
また次の本に手を出して、また「これだ!」ってなる。
でも…結果は出ない。変わらない。
なぜか?
答えはシンプル。
成功本には、“魔法”なんて書いてないからだ。
成功本ってのは、
その人がどうやって成功したか、という“記録”であって、
あなたが成功するための“レシピ”じゃない。
だけど多くの人が、
そこに“すぐ稼げる魔法”が書いてあると勘違いして読んでる。
だから読んだ後、現実の自分とギャップが生まれる。
「なんで俺はこの通りにやっても上手くいかないんだ?」って。
その違和感が、だんだん失望に変わっていく。
でも、これって本のせいじゃないんだよ。
読む側の“姿勢”が間違ってる。
成功本は、
「魔法を教えてくれる本」じゃなくて、
「思考と行動の背景を読み取る本」なんだ。
どういう考え方をして、
どういうタイミングで、
どんな行動を積み重ねてきたのか?
その“裏側”を読み取ってこそ、意味がある。
そしてもうひとつ、超大事なことがある。
アウトプットすること。
どんなに感動した言葉も、
どれだけ「これだ」と思った一文も、
黙ってたら忘れる。
時間が経てば、記憶は上書きされる。
だから俺は、成功本を読んだら、
必ず“自分の言葉”に変えて発信するようにしてる。
ブログでもいい、SNSでもいい。
人に話してもいいし、メモでもいい。
“読んだだけ”じゃ、何も残らない。
ちなみに、アウトプットしたって普通に忘れる。
俺もバンバン忘れてる(笑)
でも、インプットだけよりは遥かに定着する。
そして何より、「自分の頭で考える力」が鍛えられる。
成功本ってのは、
“読むこと”がゴールじゃなくて、
“動くための燃料”に変えて初めて意味がある。
だから俺は思う。
成功本を読むのは悪くない。
でも読む前に、自分に問いかけてみてほしい。
「この本から“自分の行動”に変えられるものは何だ?」って。
結局、どんなに本を読んでも、
動かなきゃ何も変わらない。
行動して、失敗して、修正して、また動く。
それを繰り返す中で、
ようやく「あの本の言ってたこと、これか」って気づく。
だから今日もまた、読むだけじゃなく動こうぜ。
読んだら終わりじゃない。
読んだら始まりだ。
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