~今のままでもいいは一番怖い言葉。~
「今のままでも別に困ってないし」
「とりあえず生活できてるから」
「特に不満はないから」
多くの人が、
こうやって自分を安心させている。
何か新しいことをやろうとしても、
「まぁ今のままでもいいか」で止まる。
何かを変えたいと思っても、
「別に急がなくてもいいか」で止まる。
この言葉が一番厄介なのは、
本人にとって“優しい言葉”に聞こえるところだ。
「今のままでいい」っていうのは、
何も挑戦しなくていい理由になるから、
すごく心地いい。
だけど現実はどうだ?
何も変えないってことは、
周りのスピードについていかないってことだ。
社会も、
技術も、
働き方も、
お金の流れも。
全部どんどんアップデートされてるのに、
自分だけが「今のままでいい」と思って止まってる。
止まってるつもりでも、
止まってるのは自分だけ。
実際は周りが勝手に進んでいく。
つまり、現状維持っていうのは、
裏を返せば「後退」だ。
昔は当たり前に通用したスキルが、
今はAIに置き換わってる。
昔は頑張れば貰えた給料が、
物価や税金に飲まれて、
頑張っても手元に残らなくなってる。
でも多くの人は気付かないフリをする。
「まぁ今のままでも困ってないし」
この言葉に何度も自分を納得させる。
だけど本当は知ってるんだ。
「このままじゃヤバいかも」って。
でも、その“不安”を掘り返すのが怖いから、
「現状維持」という安全地帯に逃げ込む。
ここからだ。
一番怖いのは、
「今のままでいい」って言ってる人ほど、
現状に小さな不満を抱えてることだ。
本当はもっと稼ぎたい。
本当はもっと自由になりたい。
本当はもっと好きなことをやりたい。
でもやらない。
一歩踏み出すのが面倒だから。
失敗したくないから。
だから「今のままでもいい」っていう
自分に都合のいい言葉で全てを封じ込める。
けど、この言葉には出口がない。
気付けば年だけ重ねて、
挑戦しなかった時間が、
逆に自分の背中を重くする。
ここで言い切る。
「現状維持の先にあるのは崩壊だけ」だ。
社会はずっと変わり続ける。
AIだって、仕組みだって、
働き方だって、どんどん進化していく。
その中で「今のまま」を選び続けた人は、
いつか何かが崩れたときに、
何も持っていない自分に気付く。
だから怖いのは失敗じゃない。
怖いのは「何も変わらない自分」を
ずっと許してしまうことだ。
だからこそ、
小さくてもいいから一歩動くべきだ。
やる前に完璧に準備する必要なんかない。
やりながら直せばいい。
周りが進んでるなら、
自分も動き続けるしかない。
止まったら、奪われるだけだ。
だからもう一度、言葉を変えよう。
「今のままでもいい」は、
「今のままで終わる」ということだ。
それが一番怖いんだってことを、
絶対に忘れちゃいけない。
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