効かなくなる前に、気づけ。
若い頃ってさ、
どれだけ寝なくても、全然平気だったよな。
オールで遊んで、そのまま朝から仕事してもヘッチャラだったし、
ちょっと仮眠すれば、また1日動けてた。
“体力”ってものが、まだ無限にあるような感覚。
でも30歳を超えてからは、明らかに変わる。
日付が変わったあたりから、じわじわと襲ってくる眠気。
夜中の1時を回ってくると、集中力も切れてくる。
ブログを書いてても、動画を撮ってても、
「よし、ここまでにしとくか」って区切りたくなる自分がいる。
で、そんな時によく手を伸ばすのが――
そう、栄養ドリンクだ。
俺がよく飲んでるのは「チョコラBBライト」。
ピンクのフタのやつで、見た目もどこか優しい感じ。
最初に飲んだ時は、マジで感動した。
「うわ、眠気が飛んだ…!」って思ったし、
これが“効く”って感覚なんだなって思った。
だからそれ以来、Amazonの定期便に登録して、
月イチで届くようにしてた。
戦闘力が必要な夜に備えて、常備するようになった。
でも――
続けて飲んでると、だんだん効かなくなってくる。
最初は感動したのに、2本目、3本目と進むうちに、
「あれ、あんまり変わらなくね?」って思うようになる。
コーヒーもそうだった。
昔は眠気覚ましだったのに、今じゃブラック何杯飲んでも眠くなる。
完全に“慣れ”が来てる。
要するに、
体が順応して、刺激に反応しなくなる。
ここで俺は気づいたんだ。
「ドリンクに頼る前提で動こうとしてる自分」って、
そもそも“ノーマルじゃない状態”に身を置いてるってこと。
確かに、気合いを入れるためのアイテムとして、
たまに頼るのはアリかもしれない。
でも、毎回それに頼るようになったら、
それはもう“燃料切れ前提”の生き方になってるってことだ。
そして最終的には――
効かないドリンクにお金を払い続けるだけの人間になる。
それって、めっちゃ損してるよな?
本当に大事なのは、
“気合い”を日常に組み込むこと。
「頑張ろう」じゃなくて「やって当たり前」。
「今日は頑張る日」じゃなくて「毎日ちょっとずつ進める人」。
その状態まで自分を持っていけたら、
もうドリンクなんかいらない。
だって、自分でエンジンかけられるようになってるから。
もちろん今でも、たまには飲むよ。
でもそれはブースターとして。
本来の自分の力を、ちょっと押してくれるだけの存在としてね。
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