人生の“難易度設定”は、目標で変わる。
数年前、俺はスマホゲームのPUBGモバイルにどっぷりハマっていた。
最初はただの暇つぶしだった。
通勤時間、寝る前、ちょっとしたスキマ時間にプレイする程度。
勝っても負けても大して気にしない。
途中で用事が入ればゲームを放り出すこともあったし、
気楽なもんだった。
でも、ある瞬間から変わった。
「征服者」って称号がどうしても欲しくなった。
それがゲーム内での最上位ランク。
トッププレイヤーの証。
一度、その言葉が頭に浮かんだら、もう後戻りできなかった。
そこから、俺は本気でゲームをやり始めた。
それまでフレンドとワイワイやってた4人チームもやめて、
ソロモードに切り替えた。
だって、フレンドの“楽しさ重視”なプレイでは勝てない。
勝つために、効率を考えて、戦術を練って、
使える時間はすべてそのゲームに注ぎ込んだ。
寝る時間を削り、食事中にも戦略を考え、
プレイはiPadに移行して、快適な操作環境も整えた。
結果――
シーズン10で「征服者」になれた。
でも、その熱もやがて終わる。
ある日、iPadが壊れた。
修理も面倒だし、買い替える気も起きなかった。
そして、俺は自然とそのゲームをやめた。
面白くなくなったわけじゃない。
目標を達成したからだ。
“もうやり切った”感があったんだよ。
ここで思った。
目標があるかないかで、
同じ「時間の使い方」でも熱量が全然違うって。
暇つぶしでやってた頃の俺と、
「征服者」を目指してた時の俺は、
まるで別人だった。
同じゲーム。
同じ時間。
同じアプリ。
でも、「目的」があるかないかで、
集中力・行動・継続力・判断力が全部変わってくる。
もし、あのとき「征服者」って目標がなかったら、
多分俺は今でもダラダラとスマホで遊び続けてただろう。
勝っても負けても別に何も感じない。
時間だけが過ぎていく。
何も残らない日々の繰り返し。
それってマジで、怖くないか?
ゲームの話だけど、これは現実の人生でもまったく同じだと思ってる。
ただ会社に通うだけ。
言われたことをこなして、家に帰るだけ。
何も考えず、何も目指さず、
ただ毎日を消費していくだけの人生。
それ、立派な“社会的廃人”だと思う。
今俺がこうしてブログを書いてるのも、
動画を投稿してるのも、
電子書籍を出してるのも、
全部「目標」があるからだ。
“自分の力で稼げるようになる”
“誰かの心を動かせるようになる”
“この人生を、もっと面白くする”
そんな目標があるから、動ける。
そして思う。
あの時のゲームに注いだ熱量を、今の自分に使えてるからこそ、少しずつ前に進めてるんだって。
目標がある人は、何にでも本気になれる。
バキバキの身体を手に入れることもできる。
英語を話せるようになることもできる。
パソコン1台で収入を生むことだってできる。
でも、目標がなければ、何も始まらない。
だから俺はこう言いたい。
目標を持たないまま人生を過ごすな。
時間は戻せない。
人生は“暇つぶし”じゃない。
気づいたときには、もう手遅れになってることだってある。
今からでもいい。
今からでしか、できないこともある。
だからこそ、
今この瞬間に、「自分の目標」を見つけよう。
コメントを残す